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足もとの赤い宝石

喧噪のなかに

通勤路の途中に
いくつかの植え込みを
通り過ぎる。
都会の真ん中にも
ひとの営みはあり、
土を恋しく思う方が多いのか
おそらくはボランティアだと思うが
いずれの植え込みも
丁寧に雑草が抜かれ
名前のわかからない
小さな花々を
咲かせていたりする。

せかせかと
通り過ぎるひとたち。
視線ははるか。
せわしげに足をはこび
外界を遮断するためか
イヤホンを両耳につけているひとも
多い。

ことのほかイヤホンぎらいの
私は、歩くときは
当然キョロキョロと
注意散漫、よそみの女王になる。
散漫のあまり
自分の足にからまっり
けっつまづいて
こけたりする。
でもおかげで
ときどき、とてもよいことが
あったりする。

今朝は、なんと
苺のジャングルを
発見した。
最初はご近所の方が
植えたのだろう。
苺の葉っぱは大きくなると
かなりなんだなあと
濃い緑の葉を見て驚き
そして地面に這うように
いくつもの「実」を
発見した!
ひとつは真っ赤に熟れていて
蟻がせっせと長い行列を
作っていた。
白い実も5~6粒あった。

このあたりをお散歩する
わんこたちの
肥料の応援も
あるんじゃないかという
都会の苺。
これ幸いと、取って口に
運ぶ勇気はとても出ないが
足もとに一粒の
赤い宝石。

庭で、かつて小さな苺の
苗を育てていた
亡き友人を想った。


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