FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

編集者というスーパースター

これからが本当の仕事


連想、想像でお題が
「編集者」
どんなひとが
思い浮かぶだろうか?
巷では、芥川賞を受賞し
昨今の出版不況では記録的な
メガセールスとなった又吉直樹氏の
『火花』を担当した
女性編集者が話題になっている。
担当者にとって今回のような場合は
自分のこと以上に喜び大きい
場外ホームランのような
感じだろう。
編集さんのスーパースター誕生でも
あったわけで
そして、これからがこの方にとって
本当の仕事のはじまりだと
ご本人も周囲も
又吉氏も、言われなくてもきっと
思っているだろうなあと
電車の大々的な広告を見ながら。

私がイメージする
『ザ・編集者』は
評論とエッセイで活躍している
坪内祐三氏。
コメントや、主義主張、その他は
置いておいて
編集担当として手掛けられた
お仕事の内容の
濃厚さがすごいと感嘆する。
しかし、私は長いこと
どんなプロフィールの方か
知らなかった。
友人から借りた一冊の写真集で
偶然知ることになった。

写真家神蔵美子氏の「たまもの」
夫ではない男性に
心ひかれてしまい、
その苦しみのあまり
泣きだす自分を
左前方からの少し見下ろすような
まるで夫の視点の位置に
定めたような
セルフポートレートに
びっくりしたのだが、
その夫こそ坪内氏だった。
写真集の中には
ブリーフ一丁に酔眼で
ご機嫌な様子の一枚が
納められていた。
こういうひとだったんだねえ
当時は・・・と
ひとりごちた。

彼のエッセイを読むと
一生、知己を得ることはないにせよ
もしかすると、この方とは
ある昭和のある一定期間
とんでも確率で、他人同士で
凄まじくすれ違っていたのだなあと
笑ってしまう。
それは、坪内氏と同年代であり
住んでいた場所
行動範囲と興味の対象が
被りすぎていたからだ。
それは、3つの書店で
その頃の私は、とにかく一日一回は
本屋という空間に
足を踏み入れない日は
ほぼほぼ無かったから。

植草甚一や晶文社の
一連の本に夢中だったし
いまだ、サブカルっぽい本には
つい手が伸びてしまうし、
海外の短編小説も大好きなのだ。

レイク・ヨシカワ、キリン堂、近藤書店
この3か所を
まさに回遊していた。
買いたくても、買えない本の
背表紙を眺め
抜き取ってパラパラするだけで
ほんのりシアワセだった。
究極の夢は
編集者になって、
開高健の原稿取りになること。
ミーハーぶりに
未だ頬が赤くなる・・・。
青かったのですな。いやはや。






スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。