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通勤の途中で その3

10年後ははたして


オフィスに向かう途中の
林立するタワーマンションの
谷間のバス亭。

ムートンのコートを着たママが
何やら学校の課題の
ダンスのステップのような
ぴょんぴょんと
制服のまま練習している
小学生の子に
檄をとばしていた。

「また間違えた!
何度も同じこといわせない!!」

その子は半べそで
必死で練習を続ける。

「人生なんて
未来なんて自分の努力で
なんとでも変えられるんだからね!
甘ったれるんじゃないよ」

そ、そこまで言うか?!

ママ友や、ご近所さんとかには
死んでも見せないであろう
鬼の形相だった。

自分の子どもが
何かをなしえない
なんて
許せないわよ
ありえないわよ
出来て当然よ。
そのプライドの高さは
子育てに、ある意味必要かも
しれないのだが
私は言われている子の
けなげすぎる必死の表情に、
胸が張り裂けそうになった。

小さいうちから
ストレスにさらされまくって
成長していくのは
厳しかろうとは
余計な外野のお世話かもしれぬ。

人より
一歩でも先んじるを
よしとする育てられ方が
マウンティングなんて
ぞっとしない言い方を
産み出したのだろうか。

子どもだって
ストレス解消は必要なのだ。
時に、それは本当に残酷な
解消法で、ともだちや仲間や
年下の子とかに
情け容赦なくぶつけていたりする。

いじめの問題は
なんのことはない。
おとなを映した鏡。
ただのレプリカ。
縮図にすぎない。

必死に練習する子は
10年後にどんな少女に
なっているのだろう....。

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